経済学科
理論と実践の統合で、次代を担うエコノミストを目指す。
現代社会は情報化、国際化の進展に伴いこれまで経験したことのない新たな段階に入りつつあります。これに伴い、経済開発、経済成長を指向してきた経済学も、環境問題などの現代的な課題に様々な角度から分析を行い、解決を図ろうとしています。すなわち、地域的、国際的、地球的問題に対して新たな経済システムをデザインするという方向で展開しているのです。
他方、国境を適える環境問題が深刻化する現在、国家、民族などのような従来の価値観からだけで思考することの限界も明らかになりつつあり、グローバルな視点?価値観を育むことの重要性がますます認識されるようになってきています。そこで、経済学科では地球市民的視野と豊かな教養を身に付け、同時に経済学の高度な専門知識を備えた、理論と実践を統合できる専門的職業人の育成を目指します。