
株式会社ゼンリン勤務
人間関係学科
【2014年3月卒業】
酒井 翔一さん
【東福岡高等学校(福岡県)出身】
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学生時代に
学んだことや
現在のお仕事で役に立っていることは? - 非常にアットホームなゼミ活動や様々なアルバイトの経験、友人の家に入り浸ったりと多くの良い思い出がありますが、その中でも部活動の仲間と過ごした日々は一番の思い出です。体育会の軟式野球部に所属し、悲願の全国制覇を目標に仲間と力を合わせて本気で活動した経験は今の仕事にも繋がっていると感じます。高校までの部活動と異なり、日々の練習メニューや試合での作戦?活動計画の立案や関係者との調整、活動資金の確保まで組織運営に関わる全てを学生主体で計画?実行する必要があるため、適切なコミュニケーションと役割に応じた働きが活動上で必要不可欠でした。その点で大学時代の部活動は競技を通じた楽しみや成長だけでなく、組織運営の苦労や競技に何不自由なく打ち込める環境の有難みを改めて実感することができました。
また、老若男女を問わず言語や発達、コミュニケーション、感情といった観点で座学だけでなく、学外を含む様々な人と直接触れ合うことで人間と社会の関わりや多様性について考え、学んだことも現在の仕事にも役立っていると感じています。社会生活や仕事において人間関係の重要性は言うまでもありませんが、特に私のような営業職において社内外ともに良好な人間関係なくして、仕事は成り立ちません。その点で大学時代に心理や教育、社会といった様々な視点から人との関わりを深く考え、フィールドワーク等を通じて実践する機会を得られたことは現在の「私」という人間を形成し、多くの人々と協力して仕事へ取り組む基礎作りに役立つ貴重な学びだったと感じます。 -
現在のお仕事を
選択されたきっかけは? - 学生時代のアルバイト先でゼンリンの地図サービスや製品を使用していたことが会社を知るきっかけでした。「生まれ育った福岡の地元企業であること」、「社会的に影響力のある仕事ができること」、「独自の強みを持っていること」、「人々の生活を豊かにする仕事」の4点を軸に就職活動に取り組んだ結果、国内地図最大手で独占的なシェアと強みを持つゼンリンに魅力を感じ、入社を決めました。また、多くの北九大卒業生が活躍されていたことや、同じ学部で交流のあった先輩から入社後のギャップや業務内容?働きやすさなど詳しく伺っていたため、安心して入社することができました。
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現在の職業
についての内容や
やりがいを感じるところは? - 現在は物流業を中心とする大手企業を顧客として独自の地図情報?位置情報技術を活用した業務課題の解決やDXを支援するソリューション営業を担当しています。また、他企業とのアライアンス強化による新規ビジネスの創出も重要なミッションとして、営業戦略の立案と推進、営業組織のマネジメント業務に携わっております。
近年は技術トレンドや市場ニーズが目まぐるしく変化し、AIやIoTといった新たな技術の台頭とともに、様々なサービスやソリューションが市場で飽和状態となっています。トレンドやニーズの変化をいち早くキャッチし、お客様の課題解決に向けて最適なソリューションとは何か?を日々試行錯誤しながら業務に取り組んでいます。特に担当業界である物流業は、深刻な人手不足と高齢化を背景に事業環境は厳しい状況が続いております。そういった事業者に対してゼンリンの地図情報やサービスを活用いただき、業務改善や効率化を実現することで、我々の日常生活になくてはならない「物流」を陰ながら支え、関連する従事者の皆様から「働きやすい環境になった」と喜んでいただけることにやりがいを感じています。 -
これからの
将来について
目標や目指していることは? - ゼンリンの地図情報活用で物流業界全体の働き方改革や業務効率化に寄与することを最大のミッションとして取り組んでいきたいと考えております。“見るための地図”としての用途に限らず、“AIやシステムが参照する情報”としての用途、ビッグデータと呼ばれる各企業が保有する“膨大な独自情報を利活用するためのハブとしての役割”など、地図情報を活用したビジネスのポテンシャルを最大限引き出す提案によって、社会課題の解決に事業活動を通じて貢献していきたいです。また、ドローンや自動運転技術の商用化によるスマート物流社会の実現に向けて、様々な企業との事業連携の強化など5?10年後の未来を見据えながら戦略的な取組みを推進していきたいと考えています。
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