研究活動

法学会

法学会とは

法学部には、「法律、政治を中心とする諸学の研究および発表」を目的に設立された『法学会』という組織があり、法学部教員で構成される理事会によって運営されています。法学会は、次のような事業を行っています。

  1. 機関紙『法政論集』の発行
  2. 研究会及び講演会の開催
  3. その他、理事会において適当と認めた事業

法政論集

法政論集とは

『法政論集』とは、北九州市立大学法学部が発行している研究雑誌です。『法政論集』には、主に法学部教員による論説、研究ノート、調査ノート、資料、判例評釈、翻訳等が掲載されています。法学会会員(学生も含む)は、『法政論集』を受け取ることができます。希望者は、2号館4階の政策科学科資料室までお越しください。

法政叢書刊行会

法学部には、法学部教員の研究成果の刊行を助成するための組織『北九州市立大学法政叢書刊行会』があります。刊行会は、法学部教員で構成されており、毎年、法学部教員の研究図書出版に助成金を支給しています。

2019年度

清水裕一郎 『非占有動産担保の競合』 九州大学出版会

2018年度

水野陽一 『公正な裁判原則の研究』 成文堂

2017年度

狭間直樹 『準市場の条件整備―社会福祉法人制度をめぐる政府民間関係論』 福村出版

2014年度

森裕亮 『地方政府と自治会間のパートナーシップ形成における課題―「行政委託員制度」がもたらす影響―』 渓水社

2013年度

矢澤久純 『民事帰責範囲研究―不法行為法における損害賠償の範囲画定に関する考究―』 渓水社

2012年度

五月女律子 『欧州統合とスウェーデン政治』 日本経済評論社

2010年度

植木淳 『障害のある人の権利と法』 日本評論社

2009年度

中道寿一 『カール?シュミット再考―第三帝国に向き合った知識人―』 ミネルヴァ書房

2007年度

三宅博之 『開発途上国の都市環境-バングラデッシュ?ダカ 持続可能な社会の希求-』 明石書店

2006年度

朴元奎 『TREND IN CRIME RATES IN POSTWAR JAPAN: A STRUCTURAL PARSPECTIVE―戦後日本における犯罪率の推移-構造的パースペクティブから―』 信山社

2004年度

岡邦信 『中世武家の法と支配』 信山社

2002年度

力久昌幸 『ユーロとイギリス―欧州通貨統合をめぐる二大政党の政治制度戦略―』 木鐸社

高畑順子 『フランス法における契約規範と法規範』 法律文化社

2000年度

趙元済 『韓国における国民の権利救済体系』 信山社

1999年度

田村慶子 『シンガポールの国家建設―ナショナリズム,エスニシティ,ジェンダー―』 明石書店

1998年度

上脇博之 『政党国家論と憲法学―「政党の憲法上の地位」論と政党助成―』 信山社

1997年度

伊野憲治 『ビルマ農民大反乱(1930~1932年)―反乱下の農民像』 信山社

加波眞一 『再審原理の研究』 信山社

1996年度

小林道彦 『日本の大陸政策 1895-1914―桂太郎と後藤新平―』 南窓社

石塚伸一 『社会的法治国家と刑事立法政策―ドイツ統一と刑事政策学のゆくえ―』 信山社

1995年度

多田利隆 『信頼保護における帰責の理論』 信山社

1993年度

村上芳夫 『アメリカにおける広域行政と政府間関係』 九州大学出版会

1991年度

岡本博志 『イギリス行政訴訟法の研究』 九州大学出版会

990年度

久塚純一 『フランス社会保障医療形成史―伝統的自由医療から社会保障医療へ―』 九州大学出版会

1989年度

坂本正光 『アメリカ法における人的管轄権の展開』 九州大学出版会

坪郷實 『新しい社会運動と緑の党―福祉国家のゆらぎの中で―』 九州大学出版会

1987年度

大隈義和 『憲法制定権の法理―「違憲の憲法」との関連で―』 九州大学出版会

1986年度

山口圭介 『ナショナリズムと現代』 九州大学出版会

1985年度

鴨良弼 『刑事訴訟法の基本理念』 九州大学出版会

1984年度

山崎克明 『公務員労働関係の構造』 九州大学出版会

1982年度

河村博文 『外国会社の法規制』 九州大学出版会

1981年度

藪野祐三 『現代政治学の位相―行動論以後と政治社会学―』 九州大学出版会

1980年度

初瀬龍平 『伝統的右翼内田良平の研究』 九州大学出版会