広報スタッフ日記
2025.12. 8 広報スタッフ日記
法学部政策科学科?高木超ゼミが、京都府亀岡市で立命館大学との合同合宿を実施しました
法学部政策科学科の高木超(たかぎ?こすも)ゼミの2年生が「政策実践プロジェクト」、4年生が「卒業研究」の一環として、高木准教授が市参与を務める京都府亀岡市を訪問し、1泊2日の研究合宿を実施しました。

合宿では、世界に誇れる環境先進都市を目指す亀岡市の取組を広く発信するためJR亀岡駅近くに設置された環境発信拠点である「Circular Kameoka Lab(以下、ラボ)」を舞台に、その恒常的な集客を可能にする政策等を検討することを目的に実施されました。

合宿は、立命館大学食マネジメント学部?光斎翔貴ゼミと合同で行われ、①食品ロスを削減するレシピ等の開発、②亀岡市の環境政策及びラボの発信方法の提案、③「食」以外の継続的な集客方法の提案を成果として発表すべく、参加者は3つのグループにわかれて内容を検討しました。
合宿の開催に先立つ12月3日(水)には、両ゼミの学生、教員、亀岡市職員がオンラインで集まり、事前学習の機会が設けられた後、現地での活動に移りました。参加者の問題意識を揃えたり、事前準備に取り組む時間を確保できたりするなど、限られた時間を有効活用できる工夫を施しています。

これを受け、合宿初日(12/6)は、亀岡市環境政策課の鈴木課長、松本さんから亀岡市の環境政策についてお話頂きました。さらに、農家をしながら亀岡駅前で飲食店「KAMEOKA FOOD kitchen」を経営する谷村岳志さん、亀岡市農林振興課の荒美副課長から「亀岡市の農業」について、保津川遊船企業組合代表理事の豊田知八さんから「保津川下りと河川プラスチックごみ」についてお話を伺いました。

合宿2日目(12/7)は発表資料の作成に加えて、同日ラボで開催されていた「めぐる環 物々交換市」について、亀岡市資源循環推進課の名倉副課長からご説明頂きながら見学しました。

同日午後は、グループごとに検討した内容を発表し、ラボの入江館長をはじめ、市職員の皆様から講評頂きました。今後は、合宿の成果をまとめながら、現場で得た知見を活用し、さらに研究を進めていく予定です。




